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華麗なる一族は山崎豊子の小説を原作として木村拓哉主演のドラマです。TBS系列で2007年1月14日から同年3月18日まで放送されました。TBSの開局55周年記念番組としても位置付けられており、全10回の放送でした。このブログでは華麗なる一族DVDBOXがお得な値段で買える情報を提供しています。
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万俵家の三女・万俵三子、万俵鉄平・早苗夫妻の子どもで長女の京子、三雲祥一大同銀行頭取の娘・三雲志保、美馬中・一子夫妻の子どもで次男の潤はドラマには登場しないのです。

万俵銀平とかつて恋仲だった小森章子とのエピソードは今回のドラマでは無くなっていますが、その代わり鉄平が主役に置き換えられた為か、原作には無い鉄平と鶴田芙佐子が過去に交際していたというエピソードが新たに加わっています。

一之瀬工場長の息子である一之瀬四々彦は原作では、名前の通り四番目に出来た子どもで四男という設定になっていますが、本ドラマでは一人っ子という設定になっています。

「つる乃屋」の老女将の鶴田志乃が万俵家の先代の万俵敬介の愛妾だったということを、原作では鉄平はもちろん大介も知っていますが、ドラマでは鉄平は知らないことになっています。原作では「つる乃屋」で鉄平は時折、「スカッと遊んで性処理をしたり」という描写があり、先代の敬介も同じように遊んでいたのです。しかし、本ドラマでは鉄平と大介の父子の葛藤と、鉄平と早苗の真実の愛を貫くというテーマもあり、こういう描写は無しになっています。また、鶴田志乃は先代の敬介の初孫で敬介が鉄平を一番可愛がっていたことを知っており、鉄平のことを原作では「ぼんぼん」と呼んでおり、ずっと関西弁を話しています。

本ドラマでは鶴田志乃が末期に鉄平へ手紙を書き「鉄平は敬介の子ではないか」と直接的な疑念を表現をし、鉄平が大介に対して家族全員の前で「自分は母と祖父の子供ではないか?」と追求することで視聴者には親子の葛藤が理解しやすくなっています。原作では泥酔した鉄平が芙佐子と関係を持とうとした際、芙佐子より「自分は敬介と志乃の娘である」と告白され、「では自分と君は叔母・甥の関係か?」との鉄平の問いに、「それならまだしも、あなたと私は・・・」と芙佐子に絶句され、あくまでも間接的な示唆に留まっています。また鉄平の出生に関して、本ドラマでは大介が鉄平に対して自らの苦悩を直接的に吐露する場面がありますが、原作では最後まで「鉄平は自分の子供である」と頑なに言い張り、親子の苦悩は最後まで交わらず、また表面化することが無いのです。

本ドラマで阪神特殊製鋼の沖仲仕で登場する「荒武玄」は、原作では阪神銀行の預金獲得競争を担当する営業担当常務です。

大介と相子が仕掛ける二子の縁談相手が原作では、佐橋総理夫人の縁戚に当たる甥という設定の為、姓が違う「細川一也」となっていますが、本ドラマでは「佐橋和也」と変更されています。


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